霊長類最強アイドルのススメ
(2018.3.1加筆修正しました)
こんにちは。ごはんがうま太郎です。
私が推しているアイドルDEADLIFT LOLITA(以下DLL)をもっといろんな人に好きになって欲しいので自分なりにブログを書きました。
少し長いですがテレビなどでDLLを知って、ちょっと興味あるかも?と思ってくれた方にぜひ読んでいただけたらと思います。
DEADLIFT LOLITAとの出会い
私がDLLの事を知ったのは今年の夏。ハマるきっかけは才木玲佳さん(以下れいたん)からだった。
れいたんは元々DLLではないグループでアイドル活動をしており、(他に理由あるかもしれないけど分かりやすく言うと)プロレスの応援曲などを歌っていたのがきっかけで筋トレにハマり自身もムキムキになってしまった「筋肉アイドル」である。今は東京女子プロレスでプロレスラーとしても活躍している。
当時私はダイエット目的で始めた筋トレに夢中になっていて、自分の中で空前の「筋肉ブーム」がきていた。そんな中たまたま観ていた女版SASUKEと言われている「KUNOICHI」に出演していたれいたんに思わず目を引かれたのがはじまりだ。
童顔で可愛い顔にツインテール、それに不釣り合いなほど筋肉隆々な肉体の彼女。正直、第一印象は「変わったアイドルもいるんだな」程度だった。アイドルだし、きっとすぐリタイアしてしまうのだろう、そう思っていた。
だがそんな私の予想を裏切り、彼女は途中リタイアする出場者が続出するほど高難易度だった第1ステージに全力で挑み、見事クリアしてみせた。
クリアした彼女は喜びのあまりカメラに飛びつき、リポーターに若干引かれるくらいの勢いで「やったー!!!!!」と満面の笑みではしゃいでいた。なんて可愛いんだ。元気はつらつ、という言葉がこれ程までに似合う女の子が他にいるだろうか?
気付いたら私はあっという間に彼女の虜になってしまった。
れいたんの事が頭から離れなくなった私は早速ネットで彼女の名前を検索した。
すると、DEADLIFT LOLITAという名前のユニットで活動している事が判明。なんと相方はあの有名なレディビアードさん(以下ビアちゃん)。
筋肉女子×女装したムキムキの外国人男性。しかも衣装はフリフリ。
カオス以外の何者でもない。気になりすぎて夜も眠れなくなってしまった。これが私とDLLの出会いだった。
細かく二人の魅力を説明していきたいが、まずは楽曲を聴いて貰わないといくら説明しても伝わらないのでまずは各作品の紹介からしていこうと思う。
DEADLIFT LOLITA 楽曲紹介
・Pump Up Japan
【MV】DEADLIFT LOLITA「Pump Up JAPAN」【筋肉】 - YouTube
個人的にこの作品が一番DLLの魅力を分かりやすく凝縮していると思っている。初めてDLLの曲を聴く、という方にまず最初に聴いてほしいのがコレだ。
前向きで明るい歌詞とキャッチーなリズム、筋トレの動きを取り入れたダンス、色鮮やかな映像、後ろで思い思いに踊る個性的なプロレスラーの方々。どこをとってもDLLの良さが最大限に活かされている。
ちなみに曲中の「まだまだいける 立ち上がれ!」という歌詞の後のスクワットっぽいダンスはライブだとみんなで一緒にやるので結構盛り上がる。(曲の前に振り付けのレクチャーをしてくれるので初心者でも安心)
・キミテラスサイリウム
【MV】DEADLIFT LOLITA「キミテラスサイリウム」【筋肉】 - YouTube
アイドルオタクの心情を綴った歌だ。前述のPump Up Japanのようにポップでアイドルっぽい曲かと思って聞いてみると…
しょっぱなから始まるビアちゃんのデスボイスにメタルな曲調。かと思えば、れいたんのソロパートでは思い切りエモくなる。
DLLの楽曲において魅力の一つとも言えるのが、この時々入ってくるアイドルらしからぬ曲調だ。ガチの男性のデスボイスはなかなか他のアイドルグループでは聞くことができないだろう(アイドル詳しくないので他にも居たらごめんなさい)。DLLだから、ビアちゃんがいるからこそ実現している。
また、れいたんのキャピキャピしすぎていない落ち着いた歌声も素晴らしい。アイドルソングが苦手という人の中には「女子のキャピキャピしてる感じがどうも耳に合わない」という方も多いと思う(実際私がそうだった)。だが彼女の歌声はそういう人でも聴きやすい。
DLLは見た目こそアイドルだが、楽曲は意外とアイドルソングを聴き慣れていない人向けなのではないだろうか。
・SIX PACK TWINS
【MV】DEADLIFT LOLITA「SIX PACK TWINS」【筋肉】 - YouTube
恐らくアイドル史上初であろう筋肉がテーマの曲だ。歌詞をざっと見るとパッと見「恋愛の曲かな?」と思わせておいて、よく聞くと筋肉に想いを馳せているだけの曲である。悪ふざけしすぎだろう(褒めてる)。
分かりやすいのがサビの部分の歌詞で、
キミにいつしか 繋がれるまで
自分を信じて 走るだけ
ここまで聴くと「純愛の曲かな?」と思うのに
もっと鍛えて
それがキミまでと 続く道
わかる (わかる) シックスパック
この腹直筋が 証拠よ
後半でしっかりオチをつけてくれている。腹直筋が歌詞に出てくる曲なんて聴いたことがない。どんだけ筋肉好きなんだ。
ただ、悪ふざけをしている中でも曲自体はしっかりと作られているのでとても聞き応えがある作品になっている。
また、MV内ではライブの際にも度々ゲストとして出演しているSAGATさんも登場し、れいたん&ビアちゃん VS SAGATさんのバトルシーンが繰り広げられる。これも、プロレスラーとしても活躍している二人ならではの演出だ。
ちなみにライブ中も彼が登場すると突然客席を巻き込んでバトルが始まる。なかなかアイドルライブでプロレスが観れることはないだろう…
・Muscle Coctail
【MV】DEADLIFT LOLITA「Muscle Cocktail」【筋肉】 - YouTube
Muscle Cocktail…つまりプロテインが題材の曲だ。さすが、どこまでも筋肉ゴリ押し。
MV序盤はビアちゃんのナレーションで映画予告風のシーンからはじまる。悩み苦しむビアちゃんと、絆を試されるDLLの二人…。映像の中で徐々に絆が深まっていく様子が描かれている。
ダンスにはアイドルに珍しいヘドバンが盛り込まれており、実際のライブでは一緒に首を振って一体感を楽しむことができる。
また、歌詞の中に様々なプロテインの種類や筋肉の名前が登場したり、筋トレをするシーンがあるのも筋肉アイドルであるDLLだからこそ。
中にはジョジョのオマージュがあったり…オタクには嬉しい演出だ。
・No More Tears
【MV】DEADLIFT LOLITA「No More Tears」【筋肉】 - YouTube
これは今までの「つよい!かわいい!げんき!つよい!」というテイストとは真逆のしっとりした曲調だ。ここまで全力で大人の悪ふざけをしてきたDLLが、ついに真面目な曲を作ってしまった…!と初見の時は良い意味でたじろいでしまった。
一部のシーンではれいたんは髪を下ろしてセクシーなドレス姿、一方ビアちゃんは男装をしておりダンディな姿を見ることができるのもとても新鮮。
また、これまでの楽曲は二人のパワフルさに元気を貰える所が良さだったが、No More Tearsはビアちゃん作詞の歌詞がストレートに心にささるのが魅力だ。
夢は現実じゃないけど
夢があるから現実を動かせる
でもその夢はなんのためにある?
行き詰まることがゴール
頑張ることが 目的なんだ
様々な出会いと別れを繰り返し、きっと表には出せない苦痛も沢山あった中で、それを乗り越えてきたであろうビアちゃんだからこそ書ける歌詞。
この曲はポジティブの押し売りはしていなくて、「頑張っても思い通りにならないかもしれない、すごくツラいこともあるかもしれない。でも、それでいいんじゃない?勇気を出して一歩だけでも踏み出せば、きっと少しは前に進めるよ」という優しいメッセージが込められている。
落ち込んだ時、もう前向きになれない、と思った時に聴いて欲しい曲だ。
・I'ts 躁タイム
こちらは最新曲。まだPVが登場していないので(2018.3.1現在)楽曲のリンクが無いのだが、すごく盛り上がれるので是非ライブに足を運んで聞いてほしい。
これについてはPVが出たら加筆します。
ここまで楽曲について解説してきたが、今度は二人の魅力について書いていきたいと思う。
DEADLIFT LOLITAの魅力とは…
DLLは女装×筋肉女子×アイドルという異色の組み合わせのせいか、キワモノ系アイドルだと思われがちだが、実際は楽曲も凄く聞き応えがあるし、ライブでは二人の高い身体能力を生かした激しいパフォーマンスがあり見ていて圧倒される。実力派のアイドルだ。
そのファーストインパクトの強さとそれに負けない実力の高さがDLLの最大の魅力になっているのだろう。
DLLに少しでも興味を持った方はぜひライブに来て欲しい。主に新宿、四谷、秋葉原のライブハウスでライブをしている。最近では主催ライブを行ったり、様々なジャンルのゲストとトークするイベントが行われていたりもする。
地下アイドルというと閉鎖的で初見の人が入りづらいイメージがあるが、DLLはそんなことはない。
皆んなで一緒に振りをする場面も多少はあるが、基本的には個々が自由にライブを楽しんでいる。ずっと叫んで飛び跳ねてる人もいれば、サイリウムを振り回してる人もいるし、ひたすらヘドバンしてる人もいる。このノリは海外バンドのライブに近いかもしれない(行ったことないけど)。
決まりのコールや振りが少ないので初見で来ても周りの内輪ノリについていけなくて疎外感を感じることはあまりないだろう。
また、他の地下アイドルさんは男性が圧倒的に多いのに対して、DLLは女性ファンが結構いるので女性が一人で来ても楽しみやすいはずだ。
不定期だが「トレーニー飲み」という運営主催の飲み会も行われているので、そこで友達を作るのも良いと思う。プロデューサーの立花さんという方がとても気さくで良い人なのでボッチにはならないはず!
最後に、DLLの魅力の一つとして「接触の対応の良さ」も挙げられる。(これついて書くと謎の勢力に怒られそうだが…)
二人ともいつも元気いっぱいで、絶対に笑顔を絶やさない。オタクがお得意のコミュ障を発揮しても向こうから明るく話しかけてくれるし、うまく話せなくてもきちんと話を聞いてくれる。人によって対応があからさまに変わることもない。
二人の対応は決して過剰対応ではない。でも、だからこそ誰も傷付かない。これこそが「神対応」だと私は思う。
ライブ終わりにはぜひ物販に寄って、チェキを撮ってみてはいかがだろうか。
まだまだ二人の魅力は書ききれないが、今回はこの辺で。
DEADLIFT LOLITAは本当に魅力的で、いっぱい元気をもらえるステキなアーティストだ。まずはYouTubeでMVだけでも観てもらえたら嬉しい。
少しでも沢山の人に興味をもってもらって、もっともっとファンが増えますように。
ライブの情報や動画はオフィシャルサイトでもチェックできるので是非。
ごはんがうま太郎
twitter @gohan_umataro